先日、私は憧れの地であったアラスカを訪れる機会がありました。どこまでも広がるツンドラの大地、苔むした温帯雨林の森、そこに生きるムース、カリブー、グリズリーベア、短い夏が生命で溢れており、大自然の偉大さに感動しました。しかしまた、その反面、このようなアラスカの地においても、開発行為による環境破壊や異常気候等の問題を抱えていることを知りました。そして、私がオオスミで働くことは、この大自然に何かしら影響を与えているのだろうかとふと考えました。
「私たちは 地球に暮らす人々に『安全』と『安心』を環境面から提供しつづけます」
これがオオスミの使命です。
オオスミが仕事とする「環境」は、事業所や工事現場、或いは市街を流れる河川といったみなさんの身近な環境であることが多くあります。
例えば、化学薬品を扱う事業所の排水分析について考えてみましょう。
オオスミができることは、数値を正確にお伝えして排水管理のお手伝いをすることです。数値が良くない場合は、お客様と一緒になって原因を考えたり、対策を練ったりすることもあります。また、お客様に法令改正をご案内したり、法令順守が出来ているか調査することもあります。
お客様が排水管理を適切に行うことによって、お客様がCSR（企業の社会的責任）を果たす、排水処理場への負担を軽くする、事故を未然に防ぎ周辺住民の方の健康を守る、同じように従業員の方の健康を守る、自然環境を守る、と様々な面から『安全』と『安心』を提供しているのではないかと考えております。
2014年に生きる私たちの取り組みが、100年後の未来に生きる地球上すべての生物へ与える影響は少なからずあるでしょう。オオスミの使命が100年後の未来に何かしらの良い影響となることを信じています。
