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リスが暮らす都会の公園

 私が勤務しているオオスミ東京支店は、千代田区猿楽町という都会の真っただ中にあります。その猿楽町に錦華公園という小さな公園があります。銀杏などの古くて大きな木が10数本立っていてブランコと砂場とあとは2~3のベンチがあるだけの公園です。

 実はその公園に都会では珍しくリスが住み着いているのです。

リスとの出会い

 このリスとの出会いは2年前、オオスミに再就職が決定し、初出勤した日のことでした。
risu2.png会社へ向かって歩いていると、大きく張り出した木の枝の上をなにやら灰色の動物が2匹走り回っているのを見かけたのです。最初はネズミだろうと思いましたが、良く見ると、ふわふわふさふさのしっぽを持っており、動き方も以前ゴルフ場で見かけたものと同じ動きをしているので、リスだと確信しました。

リスはどこへ

 それ以来、毎朝リスがいないか気にかけて通っているのですが、なかなか出会うことができませんでした。そして約1年が過ぎたころ、いつものように公園のそばを通りかかると、チェーンソウの大きな音がして、職人さんたちが木の間引きをしていました。木々の間は透け透けで彼らが隠れるところがなくなっているではありませんか。リスたちはどこへ逃げたのだろう。住処にしていた木が切り倒されてはないだろうか?と、心配になりました。

リスとの再会

 それから約半年、彼らと会うこともなく、どこかへ引っ越したのかなと思いながら公園を通りかかると、いたのです!公園のまわりに設置してある木製の柵の上を、しっぽを高く振り上げながら一匹のリスが走り去っていきました。risu3.pngかわいそうに以前のような横に張り出した大きな枝が無いため、柵の上で遊ぶしかなくなったのかもしれません。でも会えてほっとしました。

 それからまた約半年、その柵の上で再度会うことが出来ました。今度は今までと違ってじっとこちらを見ているのです。私も彼を脅かさないように首だけを動かして眺めていると、少しずつ木の裏側へ隠れるようなしぐさをしました。そこで私が少し遠ざかるような格好をすると、こちらの方に出てくるのです。これを2~3回繰り返して遊んでいたのですが、そのうち反対側から人が近づいてきてリスは去っていきました。

 今度いつ会えるのか分かりませんが、楽しみにしています。それと彼らの生息できる環境は壊さないでほしいと願っています。

営業本部長 田口