私は、会社を経営し運営するということは、飛行機や船と一緒と考えています。どこへ行こうとしているのか？現在、私たちはどの地点まで来ているのか？この先の天候はどうか？嵐や雷雨が来た時にはどのように対応するか？
様々な情報を得、それに対処していきます。風任せ、運任せではなかなかうまくいきません。
目的地にたどり着くためには、地図、天候、機械の調子や乗客の様子などありとあらゆる情報を持つ必要があります。そしてなおかつ現在、自身がどこにいるのかを正確につかんでおかなければ安全に運航することができません。
2015年11月21日に経営計画発表会を、全社員参加のもと行いました。
初めに、社長の私から中期計画に基づく新しい期の方向性と目標を発表。その後、営業本部、技術本部、各グループの方針・目標の発表に移ります。毎年恒例となっているこの会は新年度のスタートを切るためのとても大切な会です。私たちがどこへ向かおうとしているのか？何故それが大切なのか？どのような状態になったら成果が上がったと言えるのか？など、組織を運営する上でとても重要な話をします。
そして、午後からは"2015オオスミ・アワード"と題し、様々な表彰を行います。
まずは『ひと工夫活動』の表彰。これは改善提案制度に似ているもので、日常の仕事の不具合や困ったことを改善し、それをどこの部署でも参照できるようにノウハウを蓄積していく制度です。たくさん提出された報告書から優れたものとして今回は『みんなで教えてみんなで学んだ。教える事の大切さ』が最優秀賞に選ばれました。
続いて社長表彰です。こちらは、1年間に取り組んだ素晴らしい取り組みや功績を表彰する制度です。最後に勤続表彰。10年、20年とこの会社で頑張ってくれた人たちに感謝する意味を込めた表彰となります。
朝から夕方まで、びっしりと組まれたスケジュールでしたが、午前中は真剣な顔つきで、午後からはにこやかな笑顔があふれる経営計画発表会となりました。社長として、多少手前味噌ではありますが、社員の真剣な、そして力強い目つきをみて、この会社はもっともっと素晴らしい会社に成長する！と実感した一日となりました。最後までお読み頂きありがとうございます。
