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春のお楽しみ

私はバイク通勤をしています。三ツ境方面から会社まで片道7キロ程の道程です。
夏は風を感じながら気持ちが良いのですが、冬は日々寒さとの戦いです。
手はかじかみ、顔は強張り、重ね着でパンパンな姿になりながら寒い冬を送っています。
しかし、そんな寒い冬の後には、ほんの短い間ですが嬉しい事がやってきます。

桜の咲くころ

sakura1.png嬉しい事とは、桜の季節です。7キロの道程の間にいくつかの好きな場所があります。
団地の道路際にある大きな2本の桜の木。神社から大きく枝が伸び、道の上を綺麗に覆い咲いている桜の木。数キロに亘る一直線の道路の両側に植えられた桜の木。

なかでも数キロに亘って咲く桜は圧巻です。
両側に植えられた桜は道路の上をトンネルの様に覆っています。車だと真上を見ながら走るのはなかなか難しいのですが、バイクだと頭上の桜を見ながら走る事が出来ます。ずっと先までピンクの綺麗なトンネルが続きます。

なんだか朝からウキウキした気持ちになります。気のせいか、この時期は朝の車も少しゆっくり走っている様な気がします。

残念な伐採

sakura2.pngしかし、少し前の事になりますが、この桜並木の一部が伐採されてしまいました。
以前から近くの道路で渋滞が酷く、問題になっていたそうです。その為、渋滞を緩和する目的で道路の改良工事が検討され、その工事に一部の桜の木の伐採が必要となってしまったのです。

伐採についても色々と検討がされました。専門家が同行し、移植の検討もされたそうです。
しかし、樹齢30年を越えた桜の木は腐食菌に侵されているものもあり、移植しても傷がついた根から菌が侵入する事も考えられ、伐採という事になってしまったそうです。
伐採されてしまったのはとても残念な事ですが、今後、新しく桜を補植する事も検討されているそうです。

残してもらいたい風景

私はこの桜並木を毎年楽しみにしています。きっと多くの人達が同じように桜の時期を楽しみにしていると思います。
環境は色々と変わっていきますが、変わっていく環境と上手く共存し、ずっとこの風景を残していってもらいたいと思います。

営業グループ 田中