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新鮮な目線① 『神奈川水再生センターへ』

オオスミの新人6名が、5月に社会見学を行いました。3施設を見学してきた模様を「新鮮な目線」というタイトルでブログに連載させていただくことになりました。

トップバッターは、分析技術グループの林と山岡のメガネペアです。好きな食べ物はタコワサとラーメンです。
神奈川水再生センターの見学に行ってきました。

見学会の様子

1-1.JPG10:00~ 神奈川水再生センターについての映像学習
神奈川水再生センターに流れてくる水はどれくらいの量か、その処理の方法はどのようなものか、などを映像も交えて説明していただきました。処理の流れは順にごみや砂の除去、微生物を使った窒素やりんなどの汚れの除去、微生物を含んだ泥の除去、消毒となっており、水の処理にはとても時間がかかります。


10:30~11:45 神奈川水再生センターの施設見学
1-2-2.jpg神奈川水再生センターではいくつかの段階を踏んで時間をかけて水をきれいにすることに加え、処理する水の量が多いため敷地がとても広いです。

以下の写真のように、この手間をかけることで最初は濁りや汚れの多かった水がきれいになっていきます。施設内を順に見ていくと、徐々に水がきれいになり、においもなくなってくる様子がはっきりわかりました。

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オオスミと神奈川水再生センターとのかかわり

このようにして、神奈川水再生センターでは家庭や工場からの排水を浄化して川や海へ放流しています。こうした施設とオオスミの間には、どのような関係があるのでしょうか?

排水を川や海へ放流するときには、川や海の環境を汚さないように水をきれいにする必要があります。たとえば、下水に含まれるし尿などの汚れは微生物の力を利用して分解・沈殿させることで水をきれいにしています。写真はきれいになった水を利用して鯉を飼育している様子です。

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こうしてきれいにした水ですが、実際に放流するためには有害・汚濁物質を調べて環境に悪影響を与えないことをはっきりさせる必要があります。オオスミは放流水が基準に適合しているかどうかを調べて水がきれいであると証明することで、神奈川水再生センターが無事浄化した水を放流するためのお手伝いをしています。

最後に

私はオオスミの中でも社内で行う分析が主な業務なので、瓶の中に入って届く水以外あまり見ることはありません。そういった水が実際にはどんなところで、どのように扱われている水なのか、見ることができ、とても貴重な経験になりましたので、今後に生かしたいと思います。
 

分析技術グループ 林


神奈川水再生センターの役割について改めて知るとともに、オオスミが関わる業務の重要性について再認識できたよい機会だと思いました。今後は、お客様の存在を常に意識しながら業務を行っていきたいと思います。
 
分析技術グループ 山岡