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新鮮な目線②『中央防波堤埋立処分場へ』

新鮮な目線シリーズ第2段は、調査第一グループ柴田と営業グループ秦の農大ペアです。好きなスポーツは野球・弓道です。
私たちは中央防波堤埋立処分場にいってきました。

中央防波堤埋立処分場とは?

2-3.JPG中央防波堤埋立処分場をご存知ですか?
航空写真で見たことがある人も多いと思いますが、東京湾にある広大なごみなどの埋め立て処分場です。東京23区内の一般廃棄物(家庭ごみなど)、東京周辺の建設現場で出る余分な土(建設発生土)及び都内の中小企業が出す産業廃棄物などの埋め立て処分を行っています。

現在、東京都内で出る年間約275万トンのごみのうち埋め立て処分されるのは年間約50万トンです。
見学会では普段入ることができない埋立処分場内にも入ることができました。

中央防波堤埋立処分場の安全管理とオオスミ

2-1.JPG埋立では大量のごみと土を扱いますが。これらは環境汚染を引き起こさないように様々な工夫が取られています。

まず、現在の中央防波堤埋立処分場では、燃やして灰にしたごみと土を、サンドイッチのように交互に重ねて埋立を行っています。一見面倒くさそうですが、こうする事で風でごみが飛んだり、悪臭、虫の発生を抑えることができるそうです。ちなみに平成6年頃までは、ごみを焼却せずに直接埋め立てていたそうです。結構最近ですね!

また、雨が降ると汚れが雨と一緒に染み出してしまいます。これが東京湾に流出するのを防ぐために、中央防波堤埋立処分場内で染み出る水は集水池に集められ、排水処理場できれいにしてから東京湾に排出されます。

このように中央防波堤埋立処分場では、様々な安全管理が取られていますが、これらの水や、運び込まれる土が安全なものであるかの調査に、オオスミは携わっています。

私たちの想い~中央防波堤埋立処分場の見学を終えて~

2-4.JPG今回、初めて入った埋め立て処分場はとても広大で圧倒されました。しかし、一見とても広い中央防波堤埋立処分場も、すぐ傍に東京湾を渡る船の航路があるため、これ以上の拡大はできず、ほかの資源と同じく「限りある資源」なのだそうです。今の生活を守るためには、3Rや分別など、小さな所からごみを減らす取り組みをし続けていかなければなりません。

また、これらの施設を動かし、私たちの生活を守るために沢山の人が関わっていることも忘れてはいけないと思います。施設で働く方はもちろん、周辺に暮らす方々が少しでも安心していただけるように私たち市民も関心を持ち、意見を言っていく事が大切だと考えました。

私たちオオスミは、『地球のドクター』として日々の業務に勤めていますが、中央防波堤埋立処分場に対しても土壌や水質、空気の分析を通してドクターとして、今後も貢献していきたいと思います。

調査第一グループ 柴田
営業グループ 秦