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新鮮な目線③「有明清掃工場へ」

新鮮な目線シリーズ第3段は、分析技術グループ井上と調査第二グループ小澤の理系女ペアです。好きな言葉は「七転び八起」と「野球はチームでやるもの!」です。
私たちは有明清掃工場にいってきました。

初めて見る清掃工場

有明清掃工場は、東京23区の可燃ごみを収集し、焼却処理をしている施設です。工場内ではごみをどういった形で処理しているのか職員の方に説明していただいた後、場内を見学させていただきました。その中で、私たちが特に印象に残ったことをお伝えしたいと思います。

ari1.png ←このような歓迎のパネルを作って頂きました。
ありがとうございます!










ari2.png 工場内でまず印象に残っているのはごみを焼却炉へ輸送するクレーンです。
UFOキャッチャーのような形で大きなツメがついています。このクレーンひとつかみで3トンほどのごみをつかむことが可能だそうです。クレーンの広がったときの大きさが見学通路の床に〇印で示されていました。クレーンの大きさは手をいっぱいに広げたときよりも大きいのだと、自分の体でその大きさを知ることができました!

ari3.png 次にごみ管路収集システムという、輸送管を用いたごみの輸送システムのお話がありました。
清掃工場周辺の臨海副都心全域に写真のような大きな管が張り巡らされており、空気の力でごみを輸送していると伺いました。収集車で輸送するより排気ガスが減り、クリーンだと感じました。また焼却の際に発生するガスの熱を温水プールの水を温めることに利用していて、環境改善のために努力されていることがわかりました。

オオスミが役立てること

ここまで感想を述べてきましたが、有明清掃工場の作業に関して何かオオスミが役立てることはないかを考えてみました。

ごみの焼却により発生するばいじんや硫黄酸化物、ダイオキシンなどの有害物質は人の健康や生態系への影響が心配されています。清掃工場から排出される排ガス、焼却灰、排水などの調査、分析にオオスミの力が役立ちます。

次にごみ、と聞いて思い浮かぶのは臭いについてではないでしょうか。工場における臭いの調査、分析もおまかせください。

また、環境、というと「自然」のイメージが強いと思うのですが、環境には人々が作業する「環境」もあります。ここでオオスミが関わってくるのが作業環境測定という調査です。たとえばごみの焼却によって生じる灰を扱う場所では、はたらく人が灰などの粉じんを吸ってしまう恐れがあります。はたらく人の安全のために行われる調査が作業環境測定です。今後も色々な仕事を覚え、他にお手伝いできることはないか考えていきたいと思います。

オオスミに入社してちょうど1か月のタイミングで開催された施設見学会でしたが、様々な施設のいろいろな箇所で、この部分でオオスミが役にたてるかも、と感じることが多く、社員として一歩前進できたのかなと感じることができた施設見学会となりました。

分析技術グループ 井上
調査第二グループ 小澤