オオスミでは、夏場になると、実験室の外にプランターを並べ、ゴーヤなどのつる性の植物を植え、いわゆる「緑のカーテン」を作っています。
これらの植物たちはアスファルトと白い壁に囲まれ、直射日光、照り返し、そして、猛暑にさらされながら生長します。私たちに日陰を提供してくれる植物たちの「環境」については忘れられがちです。
一方、私たちの実験室では毎日、蒸留水やイオン交換水又は超純水などの試験に必要なきれいな「水」がどうしてもバケツ1杯ほど余ってしまいます。そして、これらの水は次の日には使用できません。なんとか再利用できないかと日夜考えていたのですが、ふと、「緑のカーテン」のことを思い出しました。
余ってしまうきれいな水を利用して、ゴーヤたちの過酷な環境を少しでも和らげようと考えて、つぎのようなものを設置しました。
効果としては以下の3点が期待されます。