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資格の取得を目指して

 漠然と「資格を取るぞ!」という気持ちだけでは叶わなかった資格取得ですが、「1年に1つ資格を取ろう!」と意識を変え、目標を具体的に定めて勉強に取り込んだところ、入社3年目にして2つの資格を取ることが出来ました。

技術力の底上げにつながる「資格の取得」

 技術力を高めるためには、どういったことが必要でしょうか?知識を学ぶ、経験を積む、仕事をこなす等、たくさんあると思います。その中で、「資格を取得する」こともまた、技術力を高める機会の1つと考えます。特に会社という組織の中では、社員1人1人が資格の取得を目指すことで、技術力を底上げすることが可能になります。

 オオスミでは資格の取得を奨励しており、ホームページの「事業登録・許認可・各種資格」のページには、現在の資格取得者数がずらっと記載されています。それらの資格の一部を抜粋します。sikaku.png

  • 環境計量士
  • 技術士
  • 作業環境測定士
  • 臭気測定士
  • 公害防止管理者
  • 危険物取扱者
  • 環境測定分析士
https://www.o-smi.co.jp/company/common.html

 こういった社風の中で、私も自身のスキルアップとオオスミの技術力向上のため、資格の取得を目指しました。

大きな目標と小さな目標を立てよう

 しかし「資格を取りたい!」と意気込んでみても、簡単にはいきませんでした。1年目に環境計量士、技術士、公害防止管理者の試験を受け、ことごとく不合格となりました。2年目になると忙しさを理由に試験勉強から離れてしまい、このままだと資格が取れないと焦りを感じました。

 そこで、漠然とした「資格を取るぞ!」という気持ちから、「1年に1つ資格を取ろう」と意識を変えることにしました。

 まず「この資格を取る」という大きな目標を決め、そこから「今月は問題集を何ページまで進める」「今週は何問進める」といった小さな目標を具体的に定め、勉強に取り組み始めました。

空いた時間や朝の時間を有効活用

 社会人になってから資格の勉強をする場合、時間の確保が難しくなります。仕事を終えて部屋に戻ってからだと、何かと理由をつけて後回しにしてしまい、勉強を進められませんでした。

 この状況に対し、①電車で現場に移動する時間 ②会社始業までの朝の時間 を活用することにしました。その頃は週2日、1時間半程かけて担当の現場に通っていたため、眠気と闘いながら参考書を読み進めました。また、出勤時間よりも1時間程早く会社に行き、朝誰もいないフロアで勉強しました。会社だと気が散りませんし、勉強がはかどりました。

 隙間時間の活用と朝型学習の習慣化のおかげで、入社2年目に公害防止管理者(水質1種)、3年目の今年は危険物取扱者(甲種)を取得出来ました。
 環境計量士や技術士など、新たな資格はまだ取得出来ていませんが、目標を定めて一歩一歩近づいて行き、技術の研鑽に努めたいと思います。

分析技術グループ 村尾