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『 右よし!左よし! 』~業務や日常の安全のために~


「横断歩道を渡ろうとしたら、自転車が勢い良く横切った。」
「車が曲がる時に巻き込まれそうになった。」

誰しも、日常でこのような危ない経験をしていると思います。
法律違反にも関わらず、携帯電話を操作しながらの運転や、それに伴う悲惨な事故も、残念ながら後を絶ちません。

今回は、そんな日常の事故防止にも使える「指差呼称」(指差し安全確認)についてのお話しです。

現場内の横断ルール

yubisasi.png私が以前行っていた土木現場では、横断歩道を渡る時に、必ず「指差呼称」をしなければいけないルールがありました。

指差呼称と言うと堅苦しくなりますが、要するに「右よし!左よし!」と指を差して、安全確認してから歩道を横断するという事です。
(駅のホームで駅員さんがやっている安全確認と同じです。)

恥ずかしさより安全

しかし理屈では分かっていても、恥ずかしさもあり、私自身もなかなか徹底する事は出来ませんでした。

指差し確認の癖が付いてきたのは、幾つかのヒヤリ・ハット(事故の一歩手前の事例)を経験してから。
「今、車が来るのが見えていなかったな」
「今、車が止まると思い込んでいたな」
現場内で何度かそんな経験をする内に、自然と指差し確認してから横断する癖が付きました。

現場から現場へ、そして日常生活へ

オオスミでは、建築現場や工場、川や森の中だけでなく、道路上での調査も行います。

syanai.png それぞれの現場に守るべき事故防止ルールがありますが、共通して活用出来る事故予防策もたくさんあります。

指差呼称による安全確認は、建築現場や土木現場、工場内等でよく使われる安全確認ですが、分析業務のサンプル確認やデータチェック、そして冒頭で話したような日常生活でも使えます。
さすがに日常の道路で指差し確認はしませんが、それでも、しっかりと顔を向けて確認する癖は付きました。

 右よし! 左よし!
 試料名よし! データ入力よし!

今日も色々なものに指を差しながら、日々の業務を安全に、確実に進めていきます。

分析技術グループ 齊藤