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PCB廃棄物の処理期限が迫っています!

 ⑥-6 PCB運搬.png高濃度PCB廃棄物のうち、JESCO(中間貯蔵・環境安全事業㈱)北九州事業エリアの変圧器・コンデンサは平成30年3月末で処理期限を迎えます。

 その後も大阪事業エリアが平成33年3月末、北海道・東京・豊田事業エリアが平成34年3末と、着々と処理期限が近付いてきています。

 都道府県等ではPCB廃棄物の掘り起し調査を行っています。また、使用中の高濃度PCB使用電気工作物についても電気主任技術者による確認が義務付けられる等、早期処理に向けた動きが加速されています。

まずは保有物の確認を

 処分期間を過ぎたPCB廃棄物は処分することができなくなります。
 事業場の方は安定器を含め、PCBが使用された電気機器類や廃棄物を保有していないか、内部を再度ご確認頂ければと思います。不明物等があればオオスミにお声掛けください。
 電気機器類の絶縁油中のPCB分析のほか、「PCB廃棄物の保管容器に絶縁油が漏洩している」とか「変圧器を撤去したらコンクリート土間上に油染みができている」、「電気機器類の設置場所下の土壌を調べたい」など、いろいろなケースに対応した調査方法、分析方法をご提案させていただくことができます。

廃安定器の仕分けについて

 安定器(ドラム缶7)推奨.jpg蛍光灯などの安定器はJESCOの処理対象物以外の混在が多いことから、仕分けの徹底(分別、取り外し)が推奨されています。
 オオスミが仕分けを実施したものの中でも、保管していた全ての安定器がPCB不含有だったケースや、コンデンサの取り外しによって処理費用が半額になったケースなどがあります。

 オオスミは仕分け作業について多くの経験を持っています。PCB廃棄物の早期処理の実現だけでなく処理費用の面からも、ぜひご相談頂ければと思います。

調査第一グループ 外間