「植物」っていいですね。
わたしの趣味は家庭菜園です。しかしながら、一昨年に日当たりの悪い住宅街のアパートへ引っ越してしまいました。近隣の迷惑になってしまうため、なにも育てられない悶々とした日々が続いていました。
そんな時に出会ったのが豆苗です
植物は「足がない」ことがスゴい!
学生時代に植物学の講義で最初に聞いた言葉を今でも鮮明に覚えています。
植物を見ていると、どんな特性にも理由があり、とても魅力的に思います。
例えば、タンポポは子孫を守るため、種を遠くに飛ばす綿毛があります。落葉樹は、葉っぱを落とすことで自らの葉を栄養分とします。
同じように豆苗(マメ科)にも他の植物には無い特性があるのは、ご存じでしょうか?
マメ科は植物で唯一、空気中の窒素を根から取り込んで肥料とします。窒素は植物の3大栄養素であり、作物の生育で最も必要とされる栄養分です。
そのため、豆を育てるのに肥料はいらないと良くいいますね。根に生息する「根粒菌」が空気中の窒素を固定するようです。
豆苗を育てて早2週間。あまりの可愛さに収穫出来ず、ツルが生えてきてしまいました。
野菜炒めにして、いまは2回目の収穫に向けて育てています。
オオスミで働いていると、日頃から環境を意識した生活になります。そんな中で豆苗こそ、世の中で一番エコな野菜ではないかと、最近感じております。
【豆苗の育て方】
・スーパーで買ってきた豆苗をまず3センチくらい残して使います。
・ちょうど全てがすっぽり入る大きさのタッパーに入れて水を注ぎます。(ペットボトルをカットして入れ物をつくることも出来ます)
・水が腐ると豆苗の根が腐るので、毎日水をかえます。2週間位で育ちます。
・もう1回同じように取り入れできますが、3回目はひょろひょろになるなど、育ちが悪いので2回がベストです。