オオスミの営業として、一年中外を歩いていると、季節の移り変わりに敏感になります。暖かく鼻がムズムズしてくると春、新緑の季節が過ぎビールが旨くなると夏、なまった身体を動かしたくなると秋、そして稲でまた鼻がムズムズしはじめると冬。こんなふうに季節の便りがあり「もうそんな季節?」と、時の経つ早さに驚かされます。
私たちが建築現場に伺うと「おっ、もうそんな時期か」と、同じような事をお客様に言われます。建築現場では、着工前から竣工まで、さまざまなタイミングでオオスミが関わらせていただいているので、忘れた頃にまたまた登場!となるのです。
季節に例えると、解体、新築前のPCB調査、アスベスト調査、土壌汚染状況調査が春、建設発生土調査、汚泥分析、六価クロム溶出試験で夏、排水分析、騒音振動調査で秋、最後に室内空気環境測定で冬となります。
現場の方々にしてみれば、オオスミ登場で、工事の進み具合を感じ、完成を知らせる「季節の便り」のようなものではないかと思います。
いつかオオスミを季語に一句詠んでいただきたいものだと思います。
最初、土壌調査でお伺いした時には何もなかった現場が、室内空気環境測定で再びお伺いした時、立派な建物が建っていると、季節を共に過ごした感慨と達成感を感じます。
環境の多種多様な商品を扱っているおかげで、様々な工程でお客様の一助となれる事が、私たちのやりがいであり、オオスミの強さだと思っています。