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富士登山で感じたこと

 私がオオスミに中途で入社してから1年が経過しました。オオスミは地球のドクターを掲げるだけあり、社員も自然を愛する人が多いです。
 私も自然に触れるのが好きで、年に数回は登山やハイキングに行きますが、 昨年は兼ねてから行きたいと思っていた富士登山に挑みました。

山頂までの道のりは・・・

fuji.png 登山当日は、雲一つない青空が広がり絶好の登山日和。
5合目から見上げた山はとてもきれいで、良い気分で登り始めました。

 今回のルートは吉田口です。
 5合目から6合目まで馬車に乗ることもでき、可愛い馬を横目に軽快に歩を進めました。途中までは調子がよかったのですが・・・。8合目くらいから急に眠気と頭痛に襲われ、足が重く感じました。軽い高山病のようです。

 そこからは頂上に行きたい、ここまで来て降りたくないという気持ちだけで1歩1歩ゆっくりと進みました。一緒に登った友人にも助けられ、時間はかかりましたが、なんとか無事に登頂することができました。

 いつも遠くから見ていた山の頂に立つことができた喜びと、達成感は今までに感じたことがないものでした。

頂上には問題も

 頂上に着いてからもう1つ感じたこと、それはゴミが多いことです。
 ペットボトルやお菓子のゴミ、タバコの吸い殻など多数のゴミが至る所に落ちています。
日本の象徴なのに・・・。せっかく世界文化遺産に登録されたのに・・・。
 とても悲しくなりました。

 実際にボランティア団体がゴミを拾いながら登山をしているのも目にしましたが、観光客が多すぎて追いつかないようです。私も友人も落ちていたペットボトルを拾いましたが、すぐにリュックがいっぱいになってしまい、少ししか拾うことができませんでした。

 以前からテレビや新聞などで問題になっているのを目にしていましたが、それを実際に感じて身につまされる思いでした。

改めて思うこと

 私は事務職なので技術や調査に係ることはありませんが、会社全体の意識が高いことで自分の意識も高まります。今まではただ自然を楽しむことしか考えていませんでしたが、自然を守ることの大切さを改めて意識するようになりました。

 次は高山病対策を行うとともに、ゴミ袋も持って行き、少しずつですが自分にもできることをしようと思います。

 営業グループ 木下