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毎朝1時間の朝礼!?~朝礼研修会に参加して~

 先日、朝礼研修会に参加する機会があり、社長を含む計4名で、徳島県にあるナット・パーツの製造メーカー、西精工株式会社様へお伺しました。
 西精工様は、「社員は一番大切な家族と一緒、大家族主義で社員の幸せを追及したい」といった創業の精神の元に「人」をとても大切にしており、「ホワイト企業大賞」などを受賞されています。

高級ホテルのようなお出迎え!?

 西精工様に到着後、駐車場から朝礼会場がある事務所棟の3階へ向かう途中のこと、会社の前や階段脇など至るところに社員の方が立たれていて笑顔で元気な挨拶を下さいました。加えて、通路ではない事務所内にいた方まで全員立ってこちらの方を向いてお出迎え頂き、まるで高級ホテルに来たような錯覚を覚えたほどです。みなさんの丁寧な対応に大変驚きました。

1時間にわたる朝礼!?

 朝礼は25名ほどが輪になり、創業の精神や経営理念の唱和から始まりました。全員が非常に元気で大きな声で唱和をしていました。

 その次はひとつのテーマに沿った話し合いです。今回は「自分たちの姿を客観的に見ることが大切」というテーマで、事前に配布されていたA4用紙1枚の社長と社員のやり取りが題材となっていました。
kadaitosyo.png 話し合いは5名程度の小グループに分かれ、自分は出来ているのか?というようなことを体験談を踏まえて発表し、コメントを伝え合っていました。また、聞いている際にも誰が何を話しているのか、各自がメモをしっかりと書いていました。

 その後、再び全員の輪に戻り各小グループごとの発表が始まりました。その際は代表者がメンバー全員の話した内容を発表し、司会やファシリテータの方が「何でそうなったと思う?」とか「どうすればより良くなるか?」など、代表者だけではなく、いろいろな人に質問をしていました。

 厳しい意見もありましたが、全員がお客様の立場に立って物事を考え、前向きに理念を達成するためにどうすれば良いか、真剣に考えていることが伝わってきました。
また、社員の皆さんは話し手が変わる度に顔だけではなく体もその人の方向を向いて話を聞いており、真剣に人の話を聞こうとする姿勢が徹底されていました。

西社長の熱い想い!

 朝礼終了後には西社長の講和がありました。今の会社の姿からは想像が付かないのですが、西社長が入社された20年前の会社の様子は「暗い会社」であったとのことでした。そこから理念を作り「大家族主義」経営へとシフトしたそうです。今の会社の姿へと変貌を遂げた一番大きな要因は、西社長の社員への愛情であり、社員には本当に幸せになってもらいたいという気持ちだったのではないでしょうか。

オオスミの朝礼はどうだろう?

 オオスミの朝礼は、全社朝礼が毎週月曜、グループ朝礼が毎日行われているのですが、西精工さんのように双方向が意見を出し合い、理念と実行動を結びつけるような朝礼ではなく、発表者が話したいことを伝えるだけの一方向の朝礼となっています。これからは、今回の研修をヒントに、まずはグループ朝礼から変えていきたいと思います!
 
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 調査第二グループ 鮫島