入社してから約半年、私は調査第三グループでアスベストに関わる仕事をしています。
主にアスベスト採取の現場に同行して、様々なことを勉強させてもらう毎日です。アスベストについての知識は入社するまでほとんどありませんでしたので、まだまだ覚えることも多く忙しい毎日ですが、経験したことのない世界はとても新鮮で、優しく丁寧に教えて下さる先輩社員のおかげで毎日楽しく仕事を行っています。そのような中で感じたことについて書いていきたいと思います。
「アスベスト」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?有害な物質というイメージはあっても、どんなところに使われているのかといった具体的なイメージが浮かばない人のほうが多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。
アスベストに深く関わってくるのが建材です。私は、アスベストが使われている建材とその建材名称、建材の採取方法などを覚えることから始まりました。壁材や天井材など建材は普段の生活ではよく目にしますが、入社以前は注意して見たこともなければ名前も知らず、知識はほとんどゼロに近い状態でした。建材は種類も多く、同じ建材でも年代や人によって呼び方が異なるなど覚えるのが大変であり、半年経った今でも初めて目にする建材もあり勉強中です。
また、実際に現場に行って建材を採取し、その分析結果を見て「こんなところにアスベストが使われているのか」と驚くことが多く、アスベストが身近な存在であると感じたことが強く印象に残っています。
現場では、採取検体が急に変更になったり、作業に制限があったりなど予期せぬ事も多々あります。そういった状況でも先輩社員の方々は柔軟に対応し、作業を行います。こういった対応は現場で見ていてとても勉強になり、さすがプロの方達であるなと感心しています。
オオスミの先輩社員は知識や経験が豊富な方々ばかりです。私が分からないこと、疑問に感じたことは何でも丁寧に教えて下さいます。こういった頼りになる先輩社員の方々と一緒に仕事が出来て、自分はとても恵まれた環境にいると強く感じます。
仕事に関して覚えることは、アスベスト採取の技術を向上させることだけではなく、お客様とのやり取りや法律関連の知識をつけることなどまだまだたくさんあります。
これからも、経験豊富な先輩方のもとでたくさん経験を積み、得た知識や経験を今後は後輩にも伝えられるように、日々精進していきます。