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技術士試験に臨む

 オオスミでは、技術部門の社員の公的資格取得を奨励しています。資格取得は簡単ではありませんが、日々の業務では得られない刺激を受け、緊張感を持つことができます。また、資格を得たことで技術者としての自信にも繋がります。

「技術士」を意識し始める

 私は現在、技術士(環境部門)の取得を目標としています。 数年前に技術士1次試験は通りましたが、当時は「技術士」という資格を意識して受験したのではなく、周りが取得しているので受験をしたのです。
 歳を重ね、社内や社外で技術士という資格を見聞きし、同年代の友人で技術士を取得したという情報が耳に入ったあたりから、少しずつ具体的に考えるようになりました。
Fotolia_72645747_XS.jpg  そして、昨年度、初めて技術士を受験すると宣言しました。そこからは、通勤中に環境白書を読んだり、過去問の情報を得たり、手探りで勉強しました。技術士を持つ上長に試験のポイントを聞いたり、受験を申し込む際の業務経歴票の準備などをしていると、あっという間に時間は過ぎていきました。

大量の鼻血にパニック

 試験当日、緊張の中、10時より試験がスタート。 最初は選択問題で、20問中から15問を選択し、回答する内容でしたが、試験最中に何気なく鼻を擦ると、手には大量の血が。鼻血だと気づき慌ててティッシュを鼻に当てて、パニックになっている自分を落ち着かせようと必死でした。siken.png
 慣れない雰囲気と普段の何倍も集中したためだと思いますが、鼻にティッシュをあてて上を向いて目を閉じている光景は、試験官の目には怪しく映ったかもしれません。最初の試験を終えた頃には鼻血も止まり、ちょうどお昼休憩だったので、幾分冷静さを取り戻せました。
 午後は2部に渡る論文試験でしたが、そちらも何とか終えることができました。論文は600字頭詰めの用紙7枚分の筆記が求められ、限られた時間での思考、筆記は噂に聞いていた以上に難しいものでした。どうにか書ききりましたが、何を書いたのかよく覚えていません。

結果は・・・

 初めての試験は残念な結果となりました。ただ、論文はどうにか文字で埋めることができたので、問題との相性もあると思いますが、全く手が出なかったわけではありません。また一から出直しのつもりで、今年度も受験する予定です。
 そろそろ勉強を始めなくては...。

調査第一グループ 土方