オオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届けオオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届け

環境にかかわる仕事に携わって

 Fusso.jpgオオスミに入社して、半年以上が経ちました。
 私は分析技術グループに所属し、現在、水や土の分析において妨害物質を取り除くための蒸留操作を伴うフッ素化合物、シアン化合物の定量を担当しています。
 大学時代には蒸留操作を実施したことはありませんでしたが、先輩社員の方のお力添えをいただきつつ、現在作業を行っています。

 最初は慣れない作業に戸惑いもありましたが、環境にかかわる業務を行うという目標を達成でき、次はその業務を一人前に行えるよう、精進していこうと考えている毎日です。

実際の作業を通して

 実際に作業を行っていく中で私が感じたことは、日本の環境は法律によりきちんとした規制がなされているということです。お恥ずかしながら、私が現在作業を行っているフッ素化合物、シアン化合物に対して、具体的な数値として規制があることは、オオスミに入社するまで知りませんでした。

 環境を保全するためには、安全を見て規制物質を使用しないことが一番なのかもしれません。しかしながら、法律により規制されているような物質であっても、現在の産業・生活においては必要不可欠なものがほとんどです。
 たとえば、私が測定を担当しているフッ素は、撥水加工や歯磨き粉の成分として利用されています。有害な物質であっても、適正に使用し、管理をしっかりとすることが重要なのです。

 そして我々の仕事は、これらの物質を使用することで、環境を汚染していないかを見守ることだと、この仕事をしながら感じるようになりました。

オオスミができること

 規制物質の使用が必要不可欠なものであれば、環境を守る我々もまた、社会に必要不可欠な存在と言えるのかもしれません。
 今後も、皆様にオオスミが必要だと感じてもらえるよう、業務を行っていきたいです。

 分析技術グループ 井上