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アスベスト分析者が、試料採取に行ってみた話

 私はオオスミで主にアスベスト分析を行っています。その分析の過程で色々な建材に触れていますが、今まで実際に試料採取に行ったことはありませんでした。
 先日、ちょうど良い機会があったのでアスベスト分析の試料採取に行ってきました。

 初めての試料採取ということで多少の不安はありましたが、経験のあるオオスミ社員に同行したので問題はありませんでした。

採取地点に行ってから改めて気づく、採取の注意点

gai.jpg 試料採取は、建物のできるだけ目立たない部分で行う必要があります。今回の採取は建物の外壁であったため、特に採取跡が目立たないよう注意する必要がありました。

 また、同じ建材でも建物の位置によって採取しやすいところと採取しづらいところがあり、事前に頂いていた図面だけではわからない部分もありました。

 さらに、お客様のご依頼であっても、実際は採取者がお客様の建物に手を加えることになります。よって、採取しすぎは禁物です。かといって、試料不足になってしまうと正しく分析ができなくなってしまいます。
 どちらにしてもお客様に迷惑をかけることになってしまうので、必要最低限の採取を心がけられるよう細心の注意が必要です。

 そして採取した試料を会社に持ち帰り分析しましたが、いつも以上に結果が気になった気がします。

 今回試料採取に携わることができ、日々分析しているだけでは気づくことの出来ない、採取の難しさについて知ることができてとても良い経験になりました。

調査第一グループ 関