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報告書における名称記載

 houkoku.jpgオオスミでは様々な環境調査や分析を行っており、様々な調査報告書や計量証明書等をお客様に提出しています。 これら調査報告書等の中で、個人名が出て来るものは、どのようなものがあると思いますか?

 まずは、計量証明書です。計量証明書にはオオスミの計量士の押印がされており、その結果について責任を持っています。また、作業環境測定の報告書には、作業環境測定士の名称が記載されており、調査の内容、結果について責任があります。

 これらは報告書(証明書)に名称を入れることが法的に求められており、名称を記載することは任意というより義務の意味合いが強いものです。
 このような義務的な名称記載を除くと、個人名が載るものはあまりありません。

環境プロフェッショナル

 そのような中で、名称の記載義務が無いにも関わらず、個人名を載せている報告書があります。それは土地履歴調査の報告書です。
 オオスミの土地履歴調査報告書では、調査の担当者の個人名を報告書に記載しています。

 なぜ、個人名が載っていると思いますか?
 それは、土地履歴調査の由来によります。土地履歴調査は「フェーズⅠ調査」とも呼ばれ、元々は米国の環境デュー・デリジェンス調査としての「ASTMフェーズⅠ」規格がその発祥となっています。
「ASTMフェーズⅠ」規格では、フェーズⅠ調査は『環境プロフェッショナル』が調査を行い、評価を行うこととなっており、その重要性が述べられています。

 つまり、オオスミの土地履歴調査報告書で個人名を載せるのは、『環境プロフェッショナル』として責任を持って調査をしているということの表れとなります。

作り手のわかる報告書

 houkoku2.jpg皆さんも、野菜売り場で「このトマトは○○さんが作りました」などのポップを見ることがあるかと思います。これは、生産者の顔や名前が見えることにより「安心・信頼」してもらうためですが、その商品に対して自信があるからこそできることだと思います。
 オオスミの土地履歴調査も担当者が責任を持って行っています。

 皆さまがオオスミの土地履歴調査報告書をお手に取られたとき、「この報告書は○○さんが責任を持って対応したんだな~」と感じて頂ければ幸いです。

調査第一グループ 藤本