2018年10月11-12日に仙台にて開催された環協・環境セミナー全国大会に参加し、私の分析事例を発表しました。
開催地である宮城県仙台市は、東北最大の都市であり「杜の都」と呼ばれるように自然にも恵まれた都市です。日本三景の一つである松島は非常に壮観であるとともに、どこかしみじみとした趣のある風景でした。
本会では、初日から非常に有意義な特別講演がありました。環境省水・大気環境局の方からは水質分析に関するお話を頂き、教科書では知ることのできない歴史や背景等を学ばせて頂きました。
また、最先端の研究として、東北大学の方からの「放射光」のお話は非常に刺激的でした。詳細は割愛しますが、本件はまだ発展途上であり、多くの応用性を含んでいると思われました。オオスミの分析・イノベーションにも多く活用・応用できるのではないかと期待しています。
先輩に連れられて多くの日環境関係者及び同業他社の方々と名刺交換をしました。中には入社数年目の若手の方々とお話しでき、非常に共感するお話ができました。またそこでは産地の名産である牛タンや地酒もふるまわれ、さらにアトラクションとしてハープの一種であるアルパ演奏も聞くことができ、全国大会の盛大さに驚嘆するばかりでした。
私は金属微量分析における問題点・改善法を発表しました。発表後、会場を出るときに数名から詳細を聞きたいと声をかけられ、私の発表に興味を持って頂けたことに非常にうれしく思いました。
また同業他社の発表では、マイクロプラスチック、土壌検液調整法改定、流れ作業等について、興味深い話が聞けたことは非常に有意義でした。
さらにランチョンセミナーでは装置メーカーエルガラボの方から超純水に関するお話を聞き、私だけでなく分析グループ全体に必要な知見・危険性を数多く聞けたことは貴重でした。
多くの方々との交流や知見を深められた本会への参加は、私にとって大きな経験となりました。この経験を、今後に繋げていきたいと思います。