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エコなエネルギー

 fu-ryoku2.jpg私は年に一度、祖母が住む秋田県に行きます。その時に気になっていることがあります。海辺を車で走っていると頻繁に風力発電の風車を見るのです。神奈川県に住んでいるとあまり見かけませんので、初めて見たとき、とても興味をひかれたことを覚えています。

 今回はそんな風力発電についてお話をさせていただきます。

風力発電とは

 風力発電とは読んで字のごとく風の力を利用した発電方法で、風を受けて巨大な風車を回すことで発電を行います。温室効果ガスや汚染物質などは発生せず、太陽光発電と異なり夜間でも発電できることが良い点です。悪い点としては巨大な風車が動くことによる騒音と風量によって発電力が大きく変わってしまう点などが挙げられます。

設置基数はどれくらい?

 yokohamafuuryoku.jpg風力発電機は全国で2253基が導入されているそうです。秋田県で多く風力発電機を見かけたことが気になり、風力発電の導入数を都道府県ごとにも調べてみました。

 設置基数で見るとオオスミ本社のある神奈川県は4基設置されていました。神奈川県よりも設置基数が少ないところも多く、まだ導入されていないところもあります。対して秋田県は210基が設置されていて、この数は全国で3位でした。どおりでたくさん見かけたはずです。ちなみに、1位は北海道で304基だそうです。

 広大な土地があり、海に面している面積が広い都道府県に多いようです。
設置基数:2018年3月末 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構データ引用

エコなエネルギー

 風力発電は石油や石炭などを利用せず、風の力のみで発電することができる再生可能エネルギーです。また、大規模に発電を行うことができれば火力発電と同程度までコストを抑えることも可能になるそうです。設置する場所があまり無いことなども問題とされていましたが、近年では設置場所を海上にすることでこの問題を解決しています。国内の風力発電機の設置基数は年々増加してきています。
 このまま環境にやさしいエネルギーがもっともっと増えて行くと良いですね。

分析技術グループ 林