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環境省が実施するグッドライフアワードについて

 とある試験の勉強をしていた際に、環境省が実施しているグッドライフアワードという取り組みを知りました。とても素敵な内容でしたので、ご紹介したいと思います。

『グッドライフアワード』とは

good.png グッドライフアワードとは、「持続可能な社会の実現のため、一人一人が現在のライフスタイルを見つめ直すきっかけを作り、ライフスタイルイノベーションの創出やパートナーシップの強化を目指し、"環境と社会によい暮らし"やこれを支える地道な取り組み(ボランティア活動、サービス・技術など)を募集・応援する事業(環境省HPより引用)」です。

 年に1回、取り組みの募集・表彰が行われており、これまでに6回が実施されました。2019年も第7回の募集が開始され、11月には表彰が予定されています。

受賞した事例

 昨年までに受賞された事例には、ごみをなくすためのものや、里山再生のプロジェクト、再生エネルギーの地産地消など、様々なアイデアや取り組みがあります。

 中でも、「特定非営利活動法人 おてらおやつクラブ」さんが実施されている、お寺のおそなえを困窮家庭におすそわけする活動に私は関心を持ちました。貧困問題というと、アフリカの子供達の姿を想像したりしますが、ここ数年、日本においても子供の貧困や格差社会が社会問題として認識されるようになりました。
 私にも4歳になる息子がおり、子供の飢餓や虐待等のニュースを見る度に心が痛みます。お寺のおそなえを分けるという発想と、それを実現するための仕組みづくりが素晴らしいなと思いました。

 その他にも、自治体や企業、NPO法人、住民らが一体となって取り組む姿勢にとても刺激を受けたり、これらの成功している事例を知ることで、自分にもできる行動があるのではないかと考えるきっかけとなりました。興味があれば、ぜひ、環境省や各団体のHPを見てみて下さい。

環境省グッドライフアワード:http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/

持続可能な社会の実現に向けて

zenntai .png グッドライフアワードでもキーワードとなっている、「持続可能」という言葉は、最近よく耳にするようになりました。

 記録的な猛暑や豪雨災害など、地球温暖化が原因と思われる異常気象を身近に感じる機会も多くなり、大量消費を始めとした今までの生活習慣から脱却し、持続可能な新たなライフスタイルへの転換が真に求められていると感じます。

 オオスミにおいては、SDGs(持続可能な開発目標)を、ミッションを果たすための中間指標とし、持続可能な環境や社会の構築に貢献することを目指しています。

 ライフスタイルの転換や新たな社会構築というと難しく感じてしまうところもありますが、つまるところ、私たち一人ひとりがどのような行動をしていくかが大切なのだと考えます。
 ごみの分別や電気の省エネ、エコ製品の購入等、意外とできることは多いなと思います。
 遠くない未来には、環境改善に向けた取り組みが当たり前に行われ、新たなライフスタイルがスタンダードとなるような時代が来るような気がしています。

 調査第一グループ 土方