まだ世の中がコロナ渦になる2,3年前になりますが、妻の勤務先のイベントで、オフィスに従業員の家族を招待する「ファミリーデー」というイベントに参加してきました。
その名の通り、従業員の家族(確か2親等以内)にオフィスに来てもらい、様々な体験や見学をしてもらうイベントです。
お子様連れのご家族が多かったので、射的や塗り絵、バルーンアートなどの催し物や、自社の商品PRブースなど様々な体験が出来るスペースがあり、私を含め子供たちもはしゃいでいたのを覚えています。もちろん家族を持たない従業員の方も一緒になって楽しめるイベントでした。
以前から職場見学を実施する企業もあったようですが、2010年代以降に重要度を増している従業員エンゲージメントに対応する施策の一環として、新たにファミリーイベントに取り組む企業が増えているそうです。
「従業員を支えている家族の方に、会社から感謝を伝える」
「同僚の意外な一面を知ることで、社内コミュニケーションの活性につなげる」
ファミリーデーを行うメリットは、家族に職場を実際に見てもらうことで「日中はこんな場所でこんな人たちと仕事をしているんだ」という安心感を与えられることです。もし仕事が大変になっても、家族から一定の理解を得られるようになるそうです。
また、普段家では見られない、意外な一面を垣間見れたことが新鮮で、私自身も妻の働いている環境や従業員の方の顔を実際に拝見出来て、社会人としてお互いの理解がさらに深まったように感じています。
もちろんメリットだけではなく開催する大変さがあること、仕事とプライベートを混同したくない方も参加しなければならない等のデメリットもあるとは思いますが、それ以上に「会社」「従業員」「家族」それぞれが理解しあえる職場にしていくことが大事であると感じました。
イベントを開催するにあたって、小さいお子さんを迎える設備や準備等運営側は非常に大変だったと思いますが、このような経験をさせていただきとても感謝しています。コロナが落ち着いたら、ぜひオオスミでもこのようなイベントが開催できればと思います。