排水分析では、水質の適正な管理のサポートをします。

水資源を綺麗に保つ

公共用水域(河川、湖沼、海域など)は、「水質汚濁防止法」(昭和45年法律第138号)の規定に基づき、水質汚濁に係る環境基準が定められています。

オオスミでは、国土交通省や自治体の計画に基づき、委託などを受け、公共用水域(河川,湖沼,海域など)の定期・定点調査、分析を行っています。

サービスについて

現場作業では、サンプリングの他にも河川の流量調査のご依頼も承っております。
PFOSおよび PFOA の分析もご相談ください。

現場作業に関する不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

登録‧資格

登録

  • 計量証明事業登録(濃度) 神奈川県第18号

資格

  • 環境計量士(濃度)
  • 水質公害防止第1種

サービスの流れ

STEP01

ご相談・お打ち合わせ

公共用水域調査の目的や調査対象(河川、湖沼、海域)、サンプリング方法や分析方法及び分析項目まで、調査に関する詳細をご相談させていただきます。状況により現場の下見を行います。

  • 採水場所
  • 作業内容の確認
  • 分析項目
  • サンプリング方法
  • サンプリング時間・タイミング
  • その他(お客様採水または弊社採水の諸注意、入場時諸注意 など)
STEP02

サンプリング

STEP2:現地にて環水管第30号に準拠した方法でサンプリングを行います。

現地にてJISに準拠した方法でサンプリングを行います。
お客様にてサンプリングを行う場合は、適切な容器の準備をいたします。

サンプリングは下記に留意して行います。

  • 採水器具、容器の共洗い
  • 試料水の保存及び必要に応じて前処理
  • サンプリング箇所、時間の記録
  • 現場状況、採水状況、採水試料の写真撮影 など
STEP03

分析の実施(試料調整・分析・評価など)

  1. 法律等で定められた試験方法で前処理・分析を行います。
  2. 過去の結果・サンプル性状・現場状況などから分析結果の評価を行います。
    評価の結果によっては再検査を実施します。
STEP04

報告書の提出

計量証明書又は結果報告書を作成し提出いたします。

基準超過等があった場合は、原因究明の分析のご相談等も承ります。

分析実施例

関係法令

環境基準は、対象水域の類型などにより異なります。詳細は、環境省のHPをご参照ください。

測定項⽬

環境基準項目

生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)
人の健康の保護に関する項目(健康項目)
特殊項目
その他の項目
要監視項目

生活環境の保全に関する項目(生活環境項目)

  • 水素イオン濃度(pH)
  • 生物化学的酸素要求量(BOD)
  • 化学的酸素要求量(COD)
  • 浮遊物質量(SS)
  • 溶存酸素量(DO)
  • 大腸菌数
  • n-ヘキサン抽出物質
  • 全窒素
  • 全燐
  • 全亜鉛
  • ノニルフェノール
  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸

人の健康の保護に関する項目(健康項目)

  • カドミウム
  • 全シアン
  • 六価クロム
  • 砒素
  • 総水銀
  • アルキル水銀
  • PCB
  • ジクロロメタン
  • 四塩化炭素
  • クロロエチレン
  • 1,2-ジクロロエタン
  • 1,1-ジクロロエチレン
  • シス-1,2-ジクロロエチレン
  • 1,2-ジクロロエチレン
  • 1,1,1-トリクロロエタン
  • 1,1,2-トリクロロエタン
  • トリクロロエチレン
  • テトラクロロエチレン
  • 1,3-ジクロロプロペン
  • チウラム
  • シマジン
  • チオベンカルブ
  • ベンゼン
  • セレン
  • 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
  • ふっ素
  • ほう素
  • 1,4-ジオキサン

特殊項目

  • フェノール類
  • 溶解性鉄
  • 溶解性マンガン
  • クロム

その他の項目

  • アンモニア性窒素
  • 燐酸態燐
  • 電気伝導率
  • 塩化物イオン
  • 陰イオン界面活性剤
  • トリハロメタン生成能
  • (クロロホルム生成能)
  • (ブロモジクロロメタン生成能)
  • (ジブロモクロロメタン生成能)
  • (ブロモホルム生成能)
  • 非イオン界面活性剤
  • ダイオキシン類

要監視項目

  • クロロホルム
  • トランス-1,2-ジクロロエチレン
  • 1,2-ジクロロプロパン
  • p-ジクロロベンゼン
  • イソキサチオン
  • ダイアジノン
  • フェニトロチオン
  • イソプロチオラン
  • オキシン銅
  • クロロタロニル
  • プロピザミド
  • EPN
  • ジクロルボス
  • フェノブカルブ
  • イプロベンホス
  • クロルニトロフェン
  • トルエン
  • キシレン
  • フタル酸ジエチルヘキシル
  • モリブデン
  • ニッケル
  • アンチモン
  • 塩化ビニルモノマー
  • エピクロロヒドリン
  • 全マンガン
  • ウラン
  • ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)

事例・実績

公共機関

  • 東京都
    都営地下鉄構内湧水の水質試験調査委託
  • 神奈川県横浜市
    和泉川地蔵原の水辺水質調査業務委託
  • 神奈川県川崎市
    特定有害物質等事業地下水質調査
  • 神奈川県鎌倉市
    河川水質調査委託
  • 神奈川県座間市
    地下水汚染監視調査委託

Q&A

どのような方法で採水を行っていますか?

環水管第30号に準拠して採水を行っています。

検査を行うにはどの程度の水の量が必要ですか?

分析項目や、基準値によって必要量が異なります。
例えば、健康項目(全項目の場合)については4~5L必要になります。
必要容器につきましては、事前にご相談ください。

分析項目により、容器は変わりますでしょうか?

分析項目によって採取容器の大きさや種類が変わります。
あらかじめご相談いただければ弊社でご用意いたします。

計量証明書や報告書の試験結果に「~未満」や「不検出」と記載されていま すが、どのような意味ですか。

「~未満」とは、試験結果が定量下限(定量が可能な最小値。定量限界という場合もある)を下回った場合に「(定量下限値)未満」と記載します。
「不検出」とは、法の基準値が「検出されないこと」と定められている項目のみ、法で定められた方法で測定した結果が定量下限を下回った場合に記載し、定量下限値も併記します。

このサービスが目指すSDGs

すべての人に健康と福祉を エネルギーをみんなにそしてクリーンに つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう

オオスミのSDGsへの取り組み

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