建設発生土分析(残土分析)
豊富な情報に基づくサービス体制
当社は、関東圏の建設発生土(残土)に関する最新情報を常に入手しており、各受入地に対応したサンプリングから分析・報告書の発行まで適切かつ迅速に対応いたします。
背景・現状
受入地の土壌汚染防止のため、自治体や財団法人、民間受入地では、それぞれ建設発生土(残土)の受入基準が設定されています。そのため分析項目、分析方法、分析検体数及び添付書類等、受入れ先ごとに異なった対応が求められます。
また、千葉県に搬出する場合、深度方向についても検査を実施するよう行政の指導が厳しくなっており、ボーリングによる調査が増加しております。
当社では、主な建設発生土受入地について簡潔にまとめた『受入れ先要領一覧』及び『基準値一覧表』をご用意しております。ご入用の方は是非お問合せください。
建設発生土分析(残土分析)の流れ
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お客さま
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受入地確認
確認先は管理者・土工事会社・行政機関など
確認事項
・検体数(搬出土量、掘削面積など)
・採取方法(位置、深度)
・分析項目
【主な受入地】
・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県 ※県条例適用外の自治体もあります
・横浜港埠頭㈱ ・㈱建設資源広域利用センター(UCR)
・神奈川県県土整備局 ・川崎市浮島 ・東京港埠頭㈱
※受け入れ条件に関する事前協議が必要となる受入地もあります
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オオスミ
- 採取
受入地の条件に沿って実施
必要に応じ、調査計画の立案をいたします
※貴社で採取される場合は、専用容器での採取が望ましいため、採取前にご一報ください
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オオスミ
- 分析
分析検体数・項目により納期が変わります
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オオスミ
- 速報
分析結果を速報としてご連絡いたします
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オオスミ
- 報告書発行
採取調書・証明書の様式は受入地毎に異なります
報告書サンプル(千葉県残土条例の例)
※受入基準超過となった場合、汚染土として処分が必要となります。
オオスミでは汚染土範囲の絞込み調査から汚染土の処理まで対応いたします。
採取方法
手掘り
- 受入地要件が、表層~深度50cmの場合に対応
- スコップ等で採取(深さ約50cm対応)
- 表層はアスファルト等の被覆ではなく、手で掘れる硬さであることが条件

油圧ショベル・バックホー
※重機による掘削 重機及びオペレーターはお客様にてご準備願います
- 深度ごとの採取が必要な場合(千葉県条例など)
- 最大で3m程まで掘削可能(重機の種類による)
- 手掘りと比べて、採取時間が短縮可能
- 汚染の可能性が高い事が事前に判明している場合は、ボーリング採取を推奨(汚染深度の正確な把握のため)

ボーリングマシン(当社で手配可能)
- 重機と比べて、現場が狭い場合にも対応可能
- 土壌汚染の可能性が考えられる場合に選択
- 最大で40m程度まで削孔可能(1日15m程度削孔)
- 地下水位が高い場合でも対応可能
- 採取深度が正確(コア箱に試料を保管)
上記より小型サイズのボーリングマシンもございます。
試料の採取は、お客様ご自身で実施していただくことも可能です。
受入地により、試験項目・採取方法・貴社採取の可否等が異なります。
詳細はお問い合せください。
建設発生土(残土)分析についてのお問い合わせ、
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【オンラインLABO見学】オオスミ~環境調査の手仕事~
オオスミ本社ラボで行っている土の分析の様子をご案内します。
環境調査の仕事って何をしているの?とよく聞かれます。
どんなことを行っているのか、ぜひ一緒にごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=IiRcsSj-NuY
調査ガイドブックのご案内
受入地ごとにポイントを解説!!
建設発生土調査の流れから各受入地の条件・採取方法などを図等を用い、分かりやすくまとめた、『建設発生土調査ガイドブック』が出来ました!
ぜひご覧ください。
ガイドブックをご希望の方は、オオスミ営業担当者までご依頼ください。
