2010年06月30日

絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアルについて

 環境省は、微量PCB汚染廃電気機器等の効率的かつ確実な処理の推進の観点から、絶縁油に含まれる微量のPCB濃度を短時間かつ低廉な費用で測定できる方法(簡易測定法)に関する検討を行い、今年1月に「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第1版)」を公表、また、新たに活用可能と判断された簡易測定方法を追加した「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第2版)」を6月30日に公表しました。

背景

PCBは1972年に製造中止となりましたが、PCBを使用していないとされていた電気機器の中にも、製造工程時の混入等により数mg/kg~数十mg/kg程度のPCBに汚染されたものが存在することが、2002年の国の調査で判明しました。これを微量PCBと呼んでいます。この微量PCBは銘板等ではPCB含有の判断ができず、多くの電気機器等について、実際に絶縁油に含まれるPCB測定を行う必要があります。このことから、短時間にかつ低廉な費用で測定できる方法(簡易測定法)の検討が行われました。

◆詳しくは、環境省のホームページをご覧ください。
環境省 絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第2版)について

当社は、簡易測定法による絶縁油に含まれる微量PCB測定(分析)を行っています。お気軽にお問合せ下さい。

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