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仕事の流れと、作業スピードを知る

 入社して、2年余りが経ちました。
 当初、仕事の回し方も判らず、途方に暮れていましたが、先輩の良きアドバイスにより、仕事の計画を立てる事で所属する班の方々に迷惑を掛ける事が少なくなりました。
 その中で大切な事は、仕事の流れと、自分のスピードを知る事でした。

現状の問題点

 私の所属する分析技術グループは、各自分析を担当する項目が決められており、責任を持って分析しています。 一週間の予定を立てる際には、各々がサンプル入荷状況を調べ、それを元に計画を立て、班内調整・グループ内での人員調整により、計画が確定します。そのため、グループ全体の計画も、個人の予定に依存する所が多く、予定が上手く立てられなかったことが原因で、分析作業が遅れ、班内に迷惑を掛けている事が、多々ありました。

先輩のアドバイスと私の対応

 悩んでいた私に、先輩は"まずは自分の作業時間を、把握した方がいい"とアドバイスをくれました。
これを元に、私は次の2つの対応を取りました。
①自分の担当する項目の各工程に、どれだけ時間がかかるのかを調べた。
  (ある程度のサンプル数に対して、自分がどの位の時間が掛かるのか測定)
②予定されている業務に、調べた時間(①)を割り当て、業務に掛かる時間を把握し、一日の流れを作った。

 初めはこの予定を組立てる作業に時間が掛かりましたが、suke.png今では数分でできる様になりました。 そのうえ、突発的な入荷や、分析機器のトラブル等、想定外の事が起こった際も直ぐに予定を組み直し、スムーズに分析作業が行える様になってきました。
 また業務の優先順位をつけるワザも身につけ、残業時間をなるべく少なくする為にどうしたらいいのかを考え、残業時間が多くなってしまうと思われる日は、その日にやる項目を洗い出し、先ずはその項目を優先してやる様な計画を立てています。

今後について

 今、分析技術グループの予定の立て方は大きく変わろうとしています。 予定を立てる上での補助ツールとして、分析工程管理システムというシステムを導入しました。koutei.png

 今後、分析工程管理システムを上手く活用しながら今まで以上に業務を円滑に進め、色々なトラブル対応等、臨機応変な取り組みに対しても、スムーズに対応出来る様、スキルアップに努めたいと思います。

分析技術グループ 澤田