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街が綺麗になるゴミ拾いSNSを使用した活動

 tong2.JPGピリカというゴミ拾いSNSをご存じでしょうか。
 ピリカは名前の通り、ゴミ拾いに特化したSNSです。ゴミを拾った記録を投稿して共有すると、どこかの誰かがその投稿を見て、「ありがとう」とコメントを届けてくれるのです。街が綺麗になり、ありがとうと言う言葉が飛び交う、win-winなSNSです。

 弊社では、そんなピリカを用いてゴミ拾いを行っております。各自が出来る限りでゴミ拾いを行い、その結果をピリカで共有する、という活動です。以前は集まってゴミ拾いを行っていましたが、昨今の、コロナ禍で集まることが難しいと考えて始めた活動です。帰り道や散歩中等、各自が自分の都合の良いタイミングでゴミ拾いを行っています。

ゴミ拾いから見えるもの

tabakogomi.JPGそうやって毎月ゴミ拾いを行っていると、タバコやレシート、マスク、菓子袋、空き缶、ペットボトル......投げ捨てたのか、置いたのか、落としたのか、風で飛んで行ったのか、忘れていったのか、色んなゴミが色んなところにあるな、と改めて感じます。

 そんな中、私が嫌だなぁ、と思う捨てられ方は、柵の隙間に無理やり挟んでいたり、擁壁の水抜き穴に空き缶やペットボトルを詰め込んでいたりすることです。
 これらはうっかり飛ばされたり置いて行ってしまったりしたわけではなく、わざとそこに詰め込んでおり、ポイ捨てしようという意思が透けて見えるからです。せめて自動販売機の横のゴミ箱に捨てればいいのに......と感じてしまいます。このような捨て方をする人がいることに驚く一方、こういうことはしないようにしないと、と改めて思います。

 また、ゴミ拾いをしてピリカに投稿をしていると、毎日ゴミ拾いをしている人が大勢いることに驚きます。散歩中だったり、通勤中だったり。継続して活動を行っている凄い人が見えるのです。
 弊社では毎月行っていますが、それでも忙しい中ゴミ拾いをするのは大変です。そんなゴミ拾いを習慣として行っている人がいるのだ、と尊敬の念を抱きます。
 以上のように、ピリカを通じたゴミ拾いで、色んな人がいることに気が付きました。

 我々は生きている限り、ゴミと無関係でいることは出来ません。これからも捨てる側の人間ではなく、出来る限り拾う側の人間でありたい、と思いながら活動を続けて参ります。
 散文ですが、読んでいただきありがとうございました。

 調査第一グループ 津嶋