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分析業界の中のオオスミ

一般社団法人神奈川県環境計量協議会

 一般社団法人神奈川県環境計量協議会(以下、神環協)は1976年(昭和51年)10月5日に設立され、正会員47社、賛助会員10社、合計57社で運営している団体です。組織としては大きく「広報部会」「技術部会」「業務部会」と3つに分かれ、環境計量に関連する分析測定技術の向上と、分析測定事業の正しい発展をはかることを目的として活動している団体です。オオスミ(私は)は、この神環協の正会員として、業界活動を行っています。

どんな活動をしているのか?

 sinkankyo.png「技術部会」では、主に各社の技術者が集い、技術や品質を向上するための活動を行っています。講師をお招きして「環境測定分析の基礎」と題して、地球の環境問題から分析者の心得、ガラス器具の取扱い方法などの基本操作、サンプリングの重要性、技能試験など精度管理の取組み方などについてのセミナーなどを実施しています。また、討論会ではテーマ毎にグループに分かれて日頃技術者が疑問に思っていることなどについて、解決へ向けた話し合いを行っています。その他にも、神奈川県環境科学センター様、神奈川県産業技術センター計量検定所様のご協力による外部精度管理を実施して「技術力の神環協」を目指しています。

sinkankyo2.png 「業務部会」では、私も業務委員として活動しています。ここでは、神奈川県内自治体への情報提供や特別講演会の実施などが主な活動内容です。昨年の特別講演会では業務委員が県内自治体の環境関連部署のご担当者様へ講演会のご案内をして、総勢83名参加の講演会となりました。ここでは、(一社)日本環境測定分析協会の田中会長より「国内の環境分析市場の動向と今後について」をテーマにご講演いただき、現在の分析業界の課題などを県内自治体のご担当者様へご理解いただける場となりました。

歴史を感じる神環協創設40周年

 神環協は2016年で創設40周年、オオスミは創業48年目を迎えています。私も知らなかったのですが、この神環協の7代目会長は、オオスミの初代社長、大角勝彦氏だったそうです。そして、現在の社長、大角武志社長も現在、副会長の任についています。このことからも、オオスミは業界の中でも老舗であり、中心的な存在として業界の発展のため活動してきたことが分かります。私自身、この業界は経験10年にも満たない新参者ですが、過去の先輩方が作って下さった歴史に対して感謝と尊敬の心を持ち、微力でありますが業界の発展につながる活動をしていきたいと思っています。

営業グループ 若林(大)