平成30年3月に「建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針」に基づく石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル【2.20版】が改訂されました。
今回は、建築物解体時に必要となる、石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアルの重要なポイントをお伝えしたいと思います。
材料レベルによって、工事の工法が異なるのでとても重要です。
石綿を取り扱う作業を行う際は発じん性の目安として以下を参照しつつ、劣化状況のほか、作業方法といった因子等を十分に考慮する必要があります。
マニュアルp5~p6を参照ください。
厚生労働省「石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル2.20版」より抜粋
建築物解体工事等の前に事前調査(アスベストの有無)が必ず必要となります。
マニュアルp22~p23を参照ください。
厚生労働省「石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル2.20版」より抜粋
外壁(仕上塗材)等は施工(吹付けられているか又はその他なのか)によっては、工事方法が異なるため、注意が必要となります。(各自治体等との調整が必要。)
マニュアルp171~172を参照ください。 厚生労働省「石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル2.20版」より抜粋
建築物解体前等の事前調査が行われていないことや、外壁(仕上塗材)に石綿が使われている事を知らないで進めてしまうことがないよう、お客さまに情報提供をしていきたいと思います。
改訂されたマニュアルは厚生労働省「石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル2.20版」をご覧ください。