オオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届けオオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届け

世代間倫理~持続可能な環境を残すために~

 休暇を取って高知、愛媛、広島に旅行に行ってきた時のお話です。
 高知では四万十川、愛媛では天狗高原、広島まではしまなみ海道を観光しました。

simanto.JPG 高知県は非常に高い山々に囲まれた県で、その谷間を流れる四万十川は青とも緑とも表現し難い非常に美しくも様々な表情を見せる川でした。
 そこにかかるいくつもの沈下橋は県民にとっては日常の道路ですが、他県民にとっては観光名所であり、多くの外国人旅行者も訪れる場所です。決して派手ではありませんが雄大な自然の中に流れる四万十川の美しさと、人工物である沈下橋の織り成す情景はどこかしみじみとした趣のある景色であり、長い時間ただただ見とれるばかりでした。

tengu.JPG 愛媛では天狗高原に行きました。
 標高約1500mから見下ろす愛媛の山々はどこまでも続き、その果てが見えないほどでした。
 また山頂では雲が横に浮かぶなど、日常では経験できない景色を見ることができました。

 愛媛と広島の島々をつなぐしまなみ海道は点在した島と島とを大きな橋が繋ぐ長い道路です。
 こちらの情景は人工物である橋が大きなウェイトを占めますが、似た形状の横浜ベイブリッジ・レインボーブリッジとは全く異なる風情がありました。その違いはやはり島々と雄大な海が加わっている点かと思われます。携帯で写真を撮り掲載していますが、やはり写真では感動を表現しきれません。

 この景色は過去の人々が作りし・守りしものであり、その過去の人たちのおかげで今回の感動が得られました。
 同じ感動を多くの人に共感してもらえるよう、今回を含む多くの自然を後世にも残していきたいと思う気持ちが世代間倫理です。この気持ちを心の片隅において、また日常の業務に臨んでいこうと改めて思ういい旅行でした。

 分析技術グループ 畠山