オオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届けオオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届け

エコなエネルギー 2~太陽光発電~

 太陽光発電.jpg少し前に、エコなエネルギーと題して風力発電についてのコラム『エコなエネルギー』を書かせていただきました。エネルギーは私の専門分野ではありませんが、一つ調べてみると、さらに興味がわいてくるものです。
 場所は忘れてしまったのですが、移動中の車内から大量のソーラーパネルを見たことがあります。広い範囲の地面に直接設置していて、まるで畑のようでしたので印象に残りました。今回はこのソーラーパネルを使った太陽光発電についてのお話です。

太陽光発電とは

 一部の半導体は光が当たった時に電気を発生する性質を持っています。この性質を利用して作られたのが太陽電池です。太陽「電池」という名前ですが私たちがイメージするような電池とは異なり、電気をためておく機能はなく、電気を発生させること自体が可能です。
 この太陽電池を利用した発電法が太陽光発電です。

メリット、デメリット

 太陽光発電は日光さえ当たれば発電ができるため、メリットが非常に大きいです。
①全国どこの地域でも太陽光はあるので設置が可能 ②壁や屋上など、すでに建物のあるスペースにも設置が可能 ③送電するための設備のない山中や災害時にも使用できる
などが挙げられます。
 一方でデメリットとして①夜間は発電できない ②発電量が気候に左右される
などが挙げられます。

エコなエネルギー

 太陽光発電はCO2や汚染水の排出などがないエコなエネルギーです。設置コストは、近年コスト低減につながる研究が続けられ、昔にくらべ大幅に下がってきています。夜間の発電ができない点については、ソーラーパネルにバッテリーを組み合わせて電気を貯蔵することで解決されつつあります。
 街灯の上部にソーラーパネルのついたものがありますが、街灯が不要な昼間にソーラーパネルを使って発電し、夜間の道を照らす電力に使用しています。明るい太陽の光をためておく装置のようで素敵です。
 自然エネルギーを使うところが、これからもっと広がっていけば良いですね。

分析技術グループ 林