オオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届けオオスミBLOG スタッフが現場の様子をお届け

エコ(economy)とエコ(ecology)

 先日、テレビの情報番組を観ていると、「どちらがエコか」というクイズをやっていました。

 例えば、風呂の湯の場合。給湯器から湯を出して溜めるのと、水から追い焚きで温度を上げるのとではどちらがエコなのか。実験してみると、給湯器から湯を出す方が時間は1/3ほどでしたが、ガスの使用量は追い焚きの方が少ないという結果でした。
 一般的に追い焚き機能付きの給湯器は給湯用ボイラーに対して追い焚き用ボイラーは1/3の容量になっているようです。

 司会のアナウンサーの方が、「ガス代」という言葉を使って解説していたので、「エコ」とはeconomy(経済的)の意味だったと分かりました。「エコ」というと環境に関わっている私どもはecologyの略だと考えてしまいますが、economyの意味で使う方もいることを学びました。

 「ガス代」のことは、大事な意味を持っているのではないかと考えます。環境に良いものが、高価なものになってしまう面があるかもしれません。しかし、それでは長続きしないのではないでしょうか。つまり、お金を使わず、環境に良いことができれば、持続可能な活動が実現できると思うのです。

雨水の活用

usuihaikan.png 最近、当社で水道の使用量が多い月があり、水の使用の見直しが行われました。私の身の回りでは、排水処理施設で毎週20リットル水道水を使っています。しかし、考えると必ずしも水道水ほどきれいでなくてもよいことに気づきました。

 そこで、もったいない精神を発揮して、雨水を溜めてこれを使うことにしました。写真のように雨水配管にエルボを繋ぎ、バケツやタライに受けて雨水を溜めています。梅雨時に考えたので水は余り気味です。

 これからの暑い季節には打ち水や花壇の植物たちに供給しようと考えています。ケチから始まるecologyもいいかもしれません。economyがecologyへ繋がるように知恵を絞っていきましょう。

 分析技術グループ 三堀